むぅさんblog

ゲーミングデバイスの正直なレビュー・新製品情報のほか、ゲームの話題なども掲載していきます。

【steelseries arctis1 レビュー】 「7,000円なのに上位機種と同じ音」は本当か!?

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はい、むぅさんです。

今回は、スティールシリーズのヘッドセット『arctis 1』をレビューします。

この『arctis 1』、同スティールシリーズ社の上位機種「arctis 7(16,000円,Amazon,2020/4/2)」と音質的には変わらないのがウリなんだとか!

それほどの音質が約7,000円で手に入るとしたら相当コスパが高いですが、はたしてそんなウマい話があるんでしょうか...?

steelseries arctis1とは?

『arctis 1』は、2019年7月に販売開始された、密閉型のヘッドセットです。

Amazonでの価格は、7,073円(2020/5/23)。

ティールシリーズが販売するヘッドセットの中では最も安価なモデルながら、上位機種の「arctis 7」と同じ高品質なスピーカードライバーを採用しているとのこと。

ちなみに、このarctisシリーズには、価格の安い順に以下のラインナップがあります(派生モデルを除く)。

・arctis 1
・arctis 3 
・arctis 5 (USBチャットミックス、イルミネーション)
・arctis 7 (ワイヤレス、USBチャットミックス)
・arctis PRO (ハイレゾ対応、USBチャットミックス、イルミネーション)

スペックを見る限り、ハイレゾ対応のarctis PROを除けば、各モデルの大きな違いはワイヤレス、USBチャットミックス、イルミネーションの有無のようで、基本的には音質に大きな違いはないというように謳われているようです。

『arctis 1』の特徴

  • 上位機種「arctis 7」と同じ高品質なスピーカードライバーを採用
  • Discord認定、着脱式のClearCastノイズキャンセリングマイクによる自然なマイク音質
  • スチール強化型ヘッドバンドによる最適なフィット感と高い耐久性
  • PC、PS4Xbox、Switchをはじめ、すべてのゲーミングプラットフォームを対象に開発

内容物&本体チェック

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付属品は、左上から時計回りに

  1. ヘッドセット本体
  2. 着脱式のマイク
  3. PC接続用の二股変換ケーブル

ちなみに、ヘッドセットの3.5mm4極のケーブルは取り外しできません。

ひとつ残念だったのは、本体に付いている3.5mmケーブルがいかにも安物のケーブルといった感じで、耐久性が心配なところでしょうか。
ただこのへんは、価格を考えると仕方ないかもしれません。

 

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ヘッドセット全体の質感としては、値段相応といったところ。
プラスチッキーな仕上がりで、多少のチープ感は否めません。 

ただ、デザインがシンプルでとてもかっこいいので僕は気にならない、というか好きですこの見た目。

 

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イヤーカップ側面には、控えめなsteelseriesのロゴ。
このロゴが好きで、僕はマウスパッドもsteelseriesのものを使っています。

 

f:id:muusan_blog:20200402205019j:plainこちらはL側イヤーカップの後ろ側。
上がマイクのミュートスイッチ、下がゲーム音量の調節ダイアルです。

本体側にコントロールが付いているタイプは初めて使いましたが、1日で慣れました。
これは使いやすくてめっちゃいいですね!

 

f:id:muusan_blog:20200402205500j:plainこちらはL側イヤーカップの前側。
着脱式のマイクを接続する端子があります。

 

f:id:muusan_blog:20200403174711j:plainヘッドバンドのサイズ調整は、手動で引っ張るタイプ。
カチカチとクリック感があります。

ちなみに、ヘッドバンド内部のフレームは強化スティール製。
外観はプラスチッキーながらも、大事なところはしっかりと作られているのが好印象です。
ただし、耐久性については長期間使ってみないとわかりませんね。

 

f:id:muusan_blog:20200402210446j:plainイヤーカップは後方に90°回転するため、休憩時に首にかけてもストレスなし!

 

f:id:muusan_blog:20200402210941j:plainイヤーパッドは、arctisシリーズの売りでもあるエアウィーヴ製。
スポーツ用品にも使われるという高機能なドライメッシュ素材で、これを最廉価モデルにも採用してくるあたりに、steelseriesのこだわりを感じます。

 

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写真ではわかりにくいですが、ヘッドバンドにはPUレザー製のクッションがついてます。
特別厚みがあるわけではないですが、中にスポンジが入っているためか、クッション性は問題ありません。

また、他arctisシリーズはスキーゴーグルについているようなゴムバンドでフィット感を確保するタイプなのに対し、『arctis 1』は唯一普通の(?)ヘッドバンドを採用しています。

他シリーズのゴムバンドタイプが苦手という方でも、違和感なく装着できるでしょう。

軽い・サラサラ・超快適 
『arctis 1』の装着感は最高! 

個人的に『arctis 1』で一番のお気に入りポイントは、約260gという軽量な本体と、エアーウィーブ製のイヤーパッドがもたらす快適なつけ心地です。

ほとんどのヘッドセットに採用されているPUレザー製のイヤーパッドは、長時間着けているとどうしても耳周りが蒸れてきてしまいます。

しかし、『arctis 1』のサラサラなイヤーパッドは耳を常にドライに保ってくれるうえ、本体も超軽量なので、僕の場合は長時間の着用でもストレスがありませんでした

いやー、ほんとに快適ですねエアウィーブ。まず蒸れません

もちろんイヤーパッドの素材によって音質が変化することも考慮しなければいけませんが、全てのヘッドセットのイヤーパッドがエアウィーブになればいいと思うくらい、僕は気に入りました

ただ、側圧は標準よりわずかに強めという気もするので、頭の大きい人は可能であれば一度試着してみることをオススメします。

もしも買ってみて側圧がキツイと感じたなら、1日ほどティッシュ箱などにはさんでおくと緩和されるでしょう。


 マイク音質はクリアで聞き取りやすい。 
ただ、PS4コントローラー直挿しでは注意点も...

 

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今回も、『arctis 1』をPS4のコントローラーに直接接続し、PS4のビデオクリップ機能で録音した音声をチェックしました。

マイク音質としては、余分な低音がカットされた高音寄りのクリアな音質ナチュラルで本来の声そのまま、という音質ではないですが、 ゲーム音に埋もれない聞き取りやすい音質でした。

いつも言っていますが、マイクにおいては低音は邪魔になることが多いため、ヘッドセットにおいてはある程度低音をカットしてくれるマイクが僕は好きです。

マイク音量は上げすぎ注意!

しかし、一つ気になった点も。

PS4のコントローラー直挿しの場合、僕の環境ではマイク音量を上げ目にすると「サーッ」というホワイトノイズが乗ることがありました。

試しに「Astro MixAmp」に繋いでみたところ、このホワイトノイズは気にならなくなったので、可能であればUSBDACをかましてあげるといいと思います
(2020/5/23更新)その後、直挿しでもホワイトノイズが気にならなくなりました。一時的な環境ノイズだったのかもしれません。

ちなみに、「Astro MixAmp」に繋いだ場合、マイクの低音・中音がほどよく補われるようです。

 ゲーム音質について

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ゲーム音質については、いずれもPS4版のCoD WARZONE、PUBG、レインボーシックスシージなどでの使用感を元にお話しします。

「これはarctisシリーズの音じゃない...」 
と、思ったら...

ファーストインプレッションとしては、敵の足音はしっかりと聞こえるものの、低音そこそこ、高音そこそこ、加えてポコポコとした中高音あたりが少し気持ち悪いという印象。

以前試した知人の「arctis 3」はもっと音が良かった印象だったので、「これが上位機種と同じスピーカードライバーの音か...?」と、正直少しガッカリしました。

そこで、オーディオ界ではもはや常識と言われるエイジングをしてみることに。

10時間ほど専用音源でエイジングしたところ、ポコポコと気持ちの悪かった中高音が落ち着き、全体的にスッキリとクリアな音に変貌!
「これなら全然いい!」という音にまで成長してくれました。

個人的にはこの『arctis 1』、エイジング必須だと思います。

youtubeにて「ヘッドホン エイジング」と検索すれば、エイジング用の音源が見つかります。10時間〜を目安に、再生したまま放置してみましょう。

ただし、音楽リスニング用途には向きません。
低音は締まりがなくてボワっとしてるし、高音も伸びやかな感じはないです。
このあたりはゲーム中は気にならなかったので、やはりゲーム専用と割り切るべきだと思います。

定位感は良好で、敵の位置もバッチリ分かる

エイジング前から、定位感は良好という印象でした。
近くの敵の位置もはっきり分かるし、遠くの銃声の定位もバッチリ。

索敵面での不安はないといっていいでしょう。

この点、FPS・TPSプレイヤーには安心ですね。

総評

今回は、steelseries『arctis 1』をご紹介してきました。

質感に関しては値段相応であるものの、装着感はとにかく快適で、なんといってもエアウィーブの蒸れないサラサラ感は他社ヘッドセットにはない魅力です。

エイジングすることによってゲーム音質も十分に満足できるものに化けるし、定位感も安定していて索敵にはもってこい

クリアで聞き取りやすいマイクもいいですね。余談ですが、最近はもっぱらこの『arctis 1』でゲーム配信をしています。

上位機種と全く同じ音かといえばそうではないですが、かといって劣っているという印象はなく、十分に使える音だと思います。

『arctis 1』ココがイイ!
・軽く、蒸れない装着感は最高!
・敵の位置はわかりやすく、音質も十分(要エイジング)
・値段に対して不満の少ない高コスパ

『arctis 1』ココがイマイチ!
・質感は若干チープ
・コントローラー直挿しの場合、ホワイトノイズが乗りやすい 
(2020/5/23更新)一時的なノイズだったようです。今は気になりません。

 


【おまけ】 
arctisシリーズ上位機種との比較

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『arctis 1』の購入を考えている方の中には、価格が7,773円(Amazon,2020/5/23)と、約700円しか変わらない「arctis 3」とどちらを買うべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

今回のレビューにあたり、改めて知人より「arctis 3(2019エディション)」を借りることができたので、比較してみます。

ゲーム音はやっぱり違う

「上位機種と同じスピーカードライバーを採用」と謳われている『arctis 1』ですが、上位機種(arctis3,5,7)のスピーカードライバーのスペックを見る限り、若干仕様が違うんですよね。

実際に「arctis 3」と比較してみても、やはり音は完全に同じというわけではないようです。

具体的には、音の傾向は似ているものの「arctis 1」はやや低音が強く、高音は控えめ(arctis 3比)。個人的には「arctis 3」の音の方が気に入りましたが、これは好みで選んでいいレベルだと思いました。

※同じスピーカードライバーであると明言されている「arctis 7」とは比較しておりませんので、ご了承ください。

装着感は賛否両論

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▲arctisシリーズ伝統のゴムバンドは、苦手な人もチラホラ...?

記事の中盤でお伝えした通り、「arctis 3,5,7」はゴムバンドでフィット感を調整するタイプで、『arctis 1』は通常のヘッドバンドタイプ。

他のレビューなどをみると、「上位機種のゴムバンドのフィット感が苦手」という方もいるようです。

僕としてはどちらも問題なく、強いて選ぶとすればゴムバンドがよかったですかね。

ここも完全に好みなので試着できればベストでしょうが、失敗が少ないのは『arctis 1』なのかな、と思います。

ちなみに、ヘッドセットの質感については、やはり価格が上の「arctis 3」の方がよかったですね。

選び方としては、

・低音強めが好きで、通常のヘッドバンドがいい方。少しでも価格を抑えたい方は『arctis 1』

・バランスよりの音が好みで、ゴムバンドも問題ない方。さらにヘッドセットに質感を求めるなら「arctis 3」

という感じなのではないでしょうか。

 

 

【HyperX Cloud Alpha 3年長期レビュー】大幅値下げで超絶買いのヘッドセットに!

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こんにちは、むぅさんです。

先日、多くのHyperX製品の値下げが発表されましたね。
今回は、そのラインナップの中から、僕が実際に約3年半も使ってきたヘッドセット『HyperX Cloud Alpha(ハイパーエックス クラウドアルファ)の長期レビューを書いてみます。

結論から言えば、FPS・TPSプレイヤーにとって、大幅に値段が下がった『HyperX Cloud Alpha』は間違いなく買いである!と言えるでしょう。

では、実際にどんなところが優れているのか。詳しくご紹介していきます。

 『HyperX Cloud Alpha』とは?

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『HyperX Cloud Alpha』は、2017年8月に販売開始された密閉型のヘッドセットです。
先日、価格が13,221円→7,980円(2020/5/23,Amazonと大幅に値下げされました。

決して新しいヘッドセットではないですが、、PCやゲーム機、家電といった「新しいものほど性能がよい」という傾向にあるデジタル製品と違って、ゲーミングを含むオーディオ市場は特別技術の進歩が重要視される分野ではないと思います(ワイヤレスなどを除いて)。

つまり、「古いからダメ」ということではないんですよね。

僕は2017年の10月ごろから今まで、実に約3年半もの期間『HyperX Cloud Alpha』を使ってきました(しかもほとんど毎日)。

なぜそんなに長いこと使ってこれたかと言えば、性能に不満がなかったということ、そして耐久性が高かったことが挙げられます。

ちなみに、メーカーの売り文句としては、

  • 低音用、中高音用と独立したデュアルチャンバードライバーの採用で、歪みが少なく、くっきりとしたオーディオを実現 
  • 3.5mmケーブルを採用し、PCから家庭用ゲーム機まで、様々なプラットフォームに対応する

ということでした。

では、ヘッドセットをみていきましょう!

本体の質感は上々 
剛性感ある作りは耐久性も◎

先に謝っておきますが、イヤーパッドがボロボロでお見苦しく、本当にすいません。
3年半使ってるというのと、アルコールティッシュで拭きまくっていたということもあって、この有様です...。
※ヘッドセットやヘッドホンを手入れするときは、アルコール成分の入っていないウェットティッシュをおすすめします。まじで。

 

f:id:muusan_blog:20200320195308j:plain現在手元に残っているのがこちら。
ヘッドセット本体、脱着式マイク、3.5mm4極の脱着式ケーブルです。
ちなみに僕は紛失しましたが、PC用に音声とマイクをそれぞれ分ける二股の変換ケーブルも付属するのでご安心を。

 

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ヘッドセット本体の質感はなかなか高く、ちょっとした高級感もあるんじゃないでしょうか。

イヤーカップ表面は金属性でヒンヤリしていて、金属マニア(いうほどでもない)としてはニンマリします。

 

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イヤーカップ側面のプラスチック部分もマットな仕上げで、安っぽさがなくていいですね。

イヤーカップとヘッドバンドの結合部はアルミニウムフレーム(かっけえ!)を採用していることから、剛性は高いです。
手でガチャガチャと動かしても、ぐらつきはありません。
物をラフに扱いがちな僕が3年半使ってこれなので、耐久性は非常に高いんじゃないでしょうか。めっちゃしっかりしてます。

本体の重量は公表値298g(マイクとケーブル含まず)と、しっかりとした作りの割には軽量ですね。

 

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ヘッドバンドのサイズ調整は、手動で引っ張るタイプ。カチカチとクリック感があり、フレームの内側には調整の目安となる目印もついてます。

 

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PUレザー製のヘッドバンド・イヤーパッドは柔らかく、しっかりとクッション性を確保。
側圧も強すぎず弱すぎず、両耳がきちんと密閉されるので、外部の音もそれなりに遮断してくれます。
ゲームへの没入感が高まりますし、騒がしい家庭環境でゲームする人には嬉しいポイントでしょう。

 

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イヤーカップにはオーディオケーブル端子とマイク端子があるのみ。いたってシンプル(汚いごめんなさい)

 

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脱着式のマイクには、息の吹きかけに強いウィンドスクリーンが最初からついてます。これは地味に嬉しいポイントですね。

※マイクとオーディオケーブルを接続する際は、しっかりと奥まで挿さっているかを確認しましょう(結構硬い)。
公式のサポートによれば、マイクが反応しない場合はだいたいここが原因とのことでした(経験済み)。

 

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脱着式のケーブルは布巻きで絡みにくく、丈夫で優秀。結構雑に扱ってますが、断線する気配はありません。

ケーブルの途中にはインラインコントロールがあり、ミュートスイッチと音量調整ダイアルがついています。

ただ、この音量調整ダイアル接触不良が起きやすいです(インラインコントロールの宿命)。

なので、定期的に「接点復活剤」を差すといいでしょう。
僕は楽器類によく使うので持ってましたが、ない人は安いので買っておくと安心です。

ちなみに、このケーブルとマイクは、最悪ダメになってもそれぞれ単品で購入可能です。
おかげで長く使えるので、これは素晴らしい気配りだと思います。

それだけに、イヤーパッドが交換できないのは非常に残念...。
(2020/5/22更新)
イヤーパッドも単体購入可能でした。失礼しました!

HyperX Cloud Alpha着脱式ケーブル Cloud Alpha対応 半年保証 HXS-HSDC1

HyperX Cloud Alphaマイク Cloud Alpha対応 半年保証 HXS-HSMC-CA

HyperX Cloud Alphaレザーレットイヤークッション Cloud Alpha対応 半年保証 HXS-HSEP4

KURE(呉工業) コンタクトスプレー(300ml) 接点復活剤 1047 [HTRC2.1]

 

低音がカットされたマイク音質は、
クリアで埋もれず聞き取りやすい

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続いては、マイク音質について。

ほどよく低域がカットされてスッキリとした音は、マイク音声単体で聞くとやや物足りなく聞こえるかもしれません。

ただ、このおかげでゲーム音と混ざった時にも埋もれることがなく、かえって聞き取りやすい音質になっているんですね。

僕は趣味で音楽制作もしていますが、ボーカルやギター、ベースやドラムといったそれぞれの楽器は、単体で聞いていい音かどうかよりも、全体と混ざっていい音に聞こえるかどうかを考えて音作りされます(ボーカルやギターなんかも、低域はバッサリカットされることが多いです)。

『HyperX Cloud Alpha』のマイク音質も、このへんを考えてチューニングされているんでしょう。

「めちゃくちゃ高音質なマイク!」というわけではないですが、聞き取りやすく、実用性は十分。
声の低い人には、特に向いているマイクだなと感じました。 

クリアな高音域と引き締まった低域 
定位感もよく、敵の位置がまるわかり!

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ゲーム音質については、どちらもPS4版のPUBG、レインボーシックスシージでの使用感を元にお話しします。
PS4のコントローラー直挿しの場合、MixAmp(イコライザーはフラット、サラウンドオフ)につないだ場合でそれぞれ使用
※モニターヘッドホンである「SONY MDR7506」や「Presonus HD7」を音質の基準としています。

 

 

ヘッドセットの音質としては、高音域がしっかりと出ていてクリアな音で、低音は出すぎることなくなかなかに引き締まっていて好印象。敵の位置がかなりわかりやすいと感じました。

※よく足音は低音が出てるほうが聞こえやすいと言われていますが、個人的には足音に含まれる高域成分をどれだけ拾えるかで聴きやすさが変わってくると思っています(低音そのものには指向性がないため)。

中音域はちょっと雑で下品な感じもするものの、ゲームにおいてはあまり重要ではないと思うので、問題ないと思います。

また、定位感も良好。足音の聴きやすさとあいまって近くの敵の位置もしっかり把握できるし、遠くの銃声もピタッと定位が決まっている印象です。

ヘッドセットの基本性能が高いので、イヤーパッドがボロボロになるまで「買い換えたい」と思ったことは一度もありませんでした。

 ※今回のレビューは、3年半使った個体での感想です。新品で購入した場合、ちょっと印象が違う可能性があります。その場合、エイジングをしてやるとグッと音がよくなるかもしれません。Youtubeで「ヘッドホン エイジング」などと検索すれば、エイジング用の音源が見つかります。興味がある方はチェックしてみてください(または、普通に使い込むだけでもOK)。

フィット感がよく、
長時間プレイでも疲れにくい

298g(マイク・ケーブルは除く)という重量については、特別軽くもなく、重くもなくといったところですが、クッションが効いていてフィット感はいいです。

僕の場合は、耳が痛くなったり、頭が痛くなるようなことはありませんでした
8時間、9時間とぶっ続けでゲームをしたときはさすがに疲れてきますが、そこは休憩しろよって話しですね。

ただ、密閉型、しかもPUレザー製のイヤーパッドなので仕方ないのですが、夏場などは少し蒸れることもあります

まとめ

敵の位置まるわかりで高耐久 
価格改定でコスパ最高ヘッドセット!

というわけで、今回は『HyperX Cloud Alpha』を3年半使った感想をお伝えしました。

クリアな音質と定位感のよさもあいまって、敵の位置が非常に把握しやすいため、FPS・TPSでは索敵面で大いに力を発揮してくれるでしょう。

そして、しっかりとした作りは耐久性も高く、非常に長く使えるのも魅力だと思います。マイクやケーブルはそれぞれ単体で購入できるのも安心ですね。

僕はイヤーパッドをアルコールで拭きまくっていたのでダメにしてしまったけど、アルコールを含まないウェットティッシュなどできちんと手入れすれば、もっと長く使えるんじゃないでしょうか。

この『HyperX Cloud Alpha』、これといって欠点らしい欠点が見当たらないんですよね。

元の定価で買った僕でも満足感の高かった製品ですが、これが価格改定によって約40%OFFの7,980円(2020/5/23,Amazonで買えるとなれば、そのコスパは驚異的でしょう

総じて、『HyperX Cloud Alpha』は2020年現在でも超絶買いなヘッドセットであると、僕は思います。

 

『HyperX Cloud Alpha』ココがイイ!

  • 敵の位置が非常にわかりやすく、FPS・TPSにおいて優位に立てる
  • 作りがしっかりしていて、長く使える
  • 価格改定によってコスパ最高に

 

『HyperX Cloud Alpha』ココがイマイチ!

  • 夏場の長時間の使用では少し蒸れることも
  • イヤーパッドが交換できないのは残念(マイクとケーブルは単品で買えるのに)
    (2020/5/22更新)イヤーパッドも交換可能でした。最強!

 

初めてYoutubeに動画をアップしてみて

はい、むぅさんです。

タイトル通り、昨日初めてYoutubeに商品レビュー動画をアップしました。
COOLER MASTER MH752』というヘッドセットを紹介しているので、よかったら観てやってください。

そもそも、デバイスレビューの動画をアップしようと突然思いついたのが、3月の頭ごろ。
2020年2月21日からゲームのライブ配信動画はアップしてましたが、これは基本PS4でプレイしているゲーム映像を垂れ流すだけなので、何も手はかかりません。
自分で喋って撮影し、編集を必要とする動画の制作は全くの初めてで、本当にわからないことだらけ。というか、全部わからない。準備や勉強含め二週間ほどかかってしまいましたが、なんとか形にすることができました。

日頃から「Youtuberって大変なんだろうなあ」と思ってはいたけど、いざ実際に自分でやってみると、やっぱり本当に大変。

動画の構成、しゃべり、カメラの置き場所やアングル、光の計算...
大変なことはたくさんあったけど、やっぱり一番苦労したのが動画の編集です。

ネットで無料の動画編集ソフトを探し、Youtubeでその都度使い方を勉強しながらあーでもねえこーでもねえと試行錯誤の繰り返し。
形になった!と思っても、あとで見返してみると気に食わなくてまたやり直し。
カットのタイミング、字幕のフォントや大きさ、出し方、動画の尺配分、BGMの選択と、頭を悩ませる要素がまじで多すぎます。

でもね、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。
やっぱり、いままで自分ができなかったことができるようになるって、ワクワクします(ただし興味があることに限る)。

Youtubeを観るときも、これまでとは見方が変わりました。
この人はどのフォントで字幕を出してるんだろうとか、前置きにどのくらい尺使ってるんだろう、とかね。

ちなみに、今回動画を上げるに当たって、俺の中では一つコンセプトがありました。
それは「お金をかけない範囲で、ほどほどのクオリティを求めること」です。

例えば、今回の動画は全てiphoneXRで撮影、テレビの画面を最大に明るくしてライト代わりにして、動画編集ソフト(DaVinci Resolve)とサムネ作成用の画像編集ソフト(PhotoScape X)も無料のものを使いました。
唯一カメラの三脚だけは買ったけど、それも1,000円ちょいの激安モンです。

最初からいいものを手に入れたりクオリティを求めるのもいいけど、そうするともっと機材の使い方を勉強して、スキルを磨いて...ってなる。
それってもちろん大事なことなんだけど、時間かかるんですよね。
最初から完璧を追い求めていたら、いつまでたっても始められないし。

だから、個人的にはなんでもとりあえずやってみることが大事だと思ってます。勢い大事。
あれこれ考えるのは始めた後でいいし、問題や課題にブチ当たらないと、自分に必要なものも見えてこないんですよね。

てことで、今回はYoutubeに動画をアップするにあたって感じたことを、雑記にしてみました。
特に何が言いたいとかはないけど、まあいいや。
近日中に2本目の動画をアップできるよう、がんばります。

 

あー、マイクとライトとカメラ欲しい

 

【COOLER MASTER MH752 レビュー】最強の音質&マイクがこの価格で!?

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はい、むぅさんです。

最近ゲームのライブ配信も始めたため「マイクの音がよくて、値段も高すぎないヘッドセットはないかなー」と探していたところ、目に留まったのが『COOLER MASTER MH752』。

Amazonでの高評価に期待して(試聴もせずに)勢いで購入してみたので、装着感や使用感などを正直に紹介していこうと思います!

 

 
COOLER MASTER MH752』とは?

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COOLER MASTER MH752』は、2019年3月15日に国内で販売開始された密閉型のゲーミングヘッドセットです。

僕は、Amazonにて¥10,450(2020/2/26時点)で購入しました。
本記事執筆時点でのAmazonでの評価は、星4.5/5(評価数97件)とかなりの高評価!
高価格帯のヘッドセットをも凌駕する高音質なマイクと、モニターヘッドホンをベースとしたバランスの良い音質、そして超快適な着け心地が評価されているようです。

特に、その装着感は「これまでのヘッドセット史上最高!」との声もあり、PUBGやAPEX、フォートナイトやCoD WARZONEのような長時間プレイするバトロワゲームにも最適とのこと。

「これはもしやこの価格帯最強ヘッドセットでは...?」と、個人的にはめちゃくちゃ期待しています。

COOLER MASTER MH752』の主な特徴

  • 40mmネオジウムドライバの採用により、豊かでバランスのよいプレミアムな音質を実現
  • 高品質かつ軽量なイヤーカップで、長時間のプレイでも快適さが持続
  • 全指向性ブームマイクが周囲のノイズを軽減し、クリアなコミュニケーションが可能
  • 付属のUSBオーディオボックス使用で、7.1chバーチャルサラウンドに対応
  • 3.5mmプラグとUSB接続の両方に対応し、PCや家庭用ゲーム機など、様々なプラットフォームで使用可能

いざ、開封の儀

それでは早速箱を開け、中身を見ていきましょう!

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シンプルでありつつ、高級感もある外箱。

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外箱の中には、さらに化粧箱が。結構しっかりした作りで、この時点でも満足感は高い

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化粧箱を開けるとこんな感じ。きちんと収められていて好印象だ

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内容物はこちら。左上から時計回りに、「ヘッドセット本体&収納袋」「脱着式マイク」「取扱説明書」「3.5mmケーブル」「USBケーブル」

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USBケーブルについている、オーディオコントロールボックス。正面には「7.1chバーチャルサラウンドボタン」と「ゲーム音量調節ボタン」がある。PCやPS4のUSB端子にこのケーブルを挿し、付属の3.5mmケーブルでオーディオボックスとヘッドセットを接続する

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オーディオボックスの側面には、「ミュートスイッチ」と「マイク音量調節ボタン」が。背面には、服に固定できるクリップ付き

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こちらは標準的な3.5mmケーブル。このケーブルにはミュート機能はついていない

しっかりとした作りの化粧箱を開けると、上記の物が入っていました。保管や持ち運びの際に便利な収納袋もついているのは、地味にうれしかったりします(あんまり使わないけど)。

続いて、ヘッドセット本体に注目してみましょう。

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ゲーミング機材らしからぬ、シンプルで落ち着いたデザイン

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調整は、手動で引っ張るタイプ。カチカチとクリック感があるので位置は決めやすいが、基準のメモリはついていない

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L側のイヤーカップには、マイクとケーブルを繋ぐための端子がある

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イヤーパッドとヘッドバンドは、フカフカのPUレザー製。ちなみに、イヤーカップは写真のように回転するので、休憩時に首にかけてもストレスがない

ヘッドセット本体の作りは標準的。
デザインはシンプルで最高!

全体的な作りとしては、高価格帯ヘッドセットのような高級感こそないものの、特に安っぽい感じもなく、標準的といった作りで不安はないです。

個人的に超気に入っているのが、このデザイン。僕はゲーミングデバイスにありがちな派手でゴテゴテした「いかにも感」があんまり好きじゃないんですが、『COOLER MASTER MH752』はシンプルで落ち着いていてかっこいいですね。

装着感は、控えめに言って「極上」
ただし、気になる点も...

COOLER MASTER MH752』の極上の装着感を生み出すのが、約250g(ケーブル含まず)という驚異的な軽さと、しっかりと厚みのあるPUレザー製のフカフカイヤーパッド&ヘッドバンドです。
実際に装着してみると、包み込まれるような優しいつけ心地はまさに快適そのもの
長時間の着用でもストレスを感じずにゲームができそうで、かなり好印象でした!

ただひとつ気になったのは、「若干タッチノイズが多いかな?」という点。
ケーブルが衣服にこすれた時に耳に伝わってくるノイズが、これまで使っていたヘッドホンやヘッドセットより大きい気がしました。

僕はこのタッチノイズが嫌でカナル型イヤホンよりもヘッドセットを使いたいタイプなので、この点はちょっとマイナスポイントです。

マイクは太く自然な音質で低ノイズ
これはお値段以上かも!?

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着脱式のマイクは、ワイヤーで自在に位置を調整できる

個人的に、一番期待しているのがマイク音質。
早速PS4に繋いでしゃべりながら録画してみると、これまで使っていた「HyperX Cloud Alpha(¥13,221)」よりも断然ナチュラルな声が録音されていました。

ヘッドセットのマイクは、低音がスカスカだったり、反対にこもってしまったりするものも多いですが、『COOLER MASTER MH752』のマイクは低音がしっかり出ていながらこもることもなく、太く自然な音質で録れるようです。

フレンドからは「めちゃくちゃクリアで聞き取りやすい」「いいマイク使ってるでしょ?」と評価は上々。

また、ノイズキャンセルがしっかりと働いてくれているようで、僕の環境で使用した限りでは、ノイズや環境音は全く気になりませんでした。 

声が低い方や、
ボソボソ喋る方には不向き...?

ただ、僕は結構低い声でボソボソとしゃべるタイプなのですが、「ちょっと低音出過ぎかなあ...」と気になるところも。

決してこもっているわけではなく、マイク音声単体で聞くとすごく自然でいい音なのですが、ゲーム音(特に低音の多いシーン)と混ざると、声がマスキングされて若干聞き取りづらい場面もありました。

とはいえ、
このへんは僕の気にしすぎかもしれませんし、そもそも喋り方にも問題がありそうです。

特別声が低い人でない限り、十分以上に満足できる素晴らしいマイク音質だと思います。

 

COOLER MASTER MH752』を装着し、
PUBGをやってみる

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COOLER MASTER MH752』を使用して、PS4版のPUBGをプレイしてみました。
比較的フラットな出音と言われているSONYのモニターヘッドホン「MDR7506」を基準として、音質をチェックしていきます。

 

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左がモニターヘッドホンの「SONY MDR7506」(通称:青帯)。フラットめな音質と優れた定位感で、特に海外で音楽制作のプロに使われることも多い

①3.5mmケーブル接続での使用感

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足音特化というよりは、
やや低音寄りかつ聴き疲れのしない音

まずは、付属の3.5mmケーブルを使って、コントローラーに『COOLER MASTER MH752』を直挿ししてみました。

「モニターヘッドホンをベースとしたバランスのいい音」という前評判でしたが、「SONY MDR7506」と比べると低音寄りで、高音はそこまで出ていない印象。ただ、こもった音という感じもせず、長時間のプレイでも聴き疲れのしない音のように思います。

PUBGにおいては、足音は特に強調されている感じはありませんでした。
SONY MDR7506」や「HyperX Cloud Alpha」に比べると、敵の足音は聞き取りにくかったです。
このへんは、ゲームによって足音の周波数特性も違うので、なんとも言えないところですね。

定位感もまずまずといった印象。とはいえ、銃声がなった方向を自然に向けば敵を見つけられたので、問題はないでしょう。

続いて、愛用者も多いであろう「Astro MixAmp Pro TR(旧型)」に繋いでプレイしたところ、コントローラー直挿し時よりは多少音が聞き取りやすいように思いました。
「MixAmp」や「GameDAC」といったUSBDACをお持ちの方なら、イコライザーで好みの音にもっていく楽しみもありますね。

ミュート機能には要注意!

ここで、ひとつ注意したいのが「3.5mmケーブルにはミュート機能がついていない」という点

PS4コントローラーの端子に直挿し、またはMixAmpやGAME DACなど、他社のUSB DACに3.5mmケーブルで接続する場合、ミュート機能は使えません

「うわ、MixAmpに繋いで使おうと思ってたのに、ミュートできんとかめっちゃ不便じゃん...」とガッカリしてたんですが、「ん、待てよ。これ使えるんじゃ...」と引っ張り出してきたのが、僕がずっと使っていた「HyperX Cloud Alpha」の3.5mmケーブル

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こちら、『COOLER MASTER MH752』でも問題なく使用できました!

このケーブル、Amazonにて1,712円(2020/3/4時点)で単品販売されているので、3.5mmケーブルでもミュート使いたい!って方にはおすすめです。

HyperX Cloud Alpha着脱式ケーブル Cloud Alpha対応 半年保証 HXS-HSDC1

②USBケーブル接続の使用感

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それでは「USBケーブル」にてPS4と接続し、プレイしてみましょう。
PS4側で設定→周辺機器→オーディオ機器と進み、入力機器と出力機器を「USBヘッドセット(MH752)」に設定します。

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これだけで設定は完了。『COOLER MASTER MH752』から音が出るようになりました。カンタンです。

3.5mmケーブル接続に比べ、
音はよくも悪くもない

さて、まずは7.1chバーチャルサラウンドはオフで使用。
コントローラー直挿しよりもUSB接続の方が音がよくなるものだと思っていましたが、プレイしてみた感じ、直挿しの時とあまり印象が変わりません。

とはいえ、音が悪くなるという印象もありませんでした。

バーチャルサラウンドは
OFFにして使った方がいい!?

続いて、「7.1chバーチャルサラウンド」をONにしたところ......。

なにこれ。

銃声や足音の定位が全くわからない。
遠くの音が近く聞こえたり、左右の音が後ろで聞こえたり。なんか後ろの音デカイし。

中域も変に持ち上がった感があるし、
気持ち悪いことこの上ない。もちろん音の感じ方には個人差があり好みもありますが、
こりゃーはっきり言って使い物にならないと思います。

しかも、PS4で使用した場合とても不安定で、サラウンドボタンを押しても突然反応しなくなったりします。
この現象については、公式サイトよりファームウェアをアップデートすることで解決しましたが、サラウンド機能の酷さは変わらず。

結論、USBで接続する場合、バーチャルサラウンドはOFFにして使った方がいいです。

ちなみに、PCに繋ぐことでイコライザーを設定できるCOOLER MASTERのソフトも立ち上げてパラメーターをいじってみましたが、PS4で使用した限り、変化がさっぱり分かりませんでした。
総じて、『COOLER MASTER MH752』は、3.5mmケーブルでシンプルに使うのがよさそうだと感じました。

【まとめ】
マイク音質を上げたい人や、
長時間ゲームをする人に最適なヘッドセット

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今回は、『COOLER MASTER MH752』をレビューしてみました。

個人的には低音〜高音までもっとバランスのよい音が好みですが、決して音が悪いということはないし、何より価格以上のマイク音質とつけ心地、そしてシンプルなデザインは最高です。

買い物って、限られた予算の中で何を優先するかだと思います。僕は最近ゲーム配信をしているのでマイク音質を重視したく、『COOLER MASTER MH752』は重宝しています。

「低音寄りは好きじゃない」「足音や定位に特化したヘッドセットが欲しい」という方には別の選択肢があるかもしれませんが、「ボイスチャットやゲーム配信のマイク音質を上げたい」という方や「長時間着けても疲れないヘッドセットが欲しい」という方には非常におすすめできる商品だと思いました。

むぅさんの総評

COOLER MASTER MH752』のココがイイ!

  • 太くて自然なマイク音質は、ボイスチャットや配信に最適
  • 柔らかな装着感は超快適!
  • シンプルで落ち着いたデザインは最高にかっこいい

COOLER MASTER MH752』のココがイマイチ!

  • バーチャルサラウンド機能は使い物にならない
  • タッチノイズは少し気になる
  • 3.5mmケーブルのみで使う場合、基本的にミュートは使えない

 

 

はじめましてのご挨拶

はじめまして、むぅさんといいます。

この度ブログをはじめてみることにしました。
昔からの趣味であるゲームの話題やゲーミングデバイスの使用感、その他日常で感じたなんでもないことまで、自由に思うままに書いていこうと思います。

また、Youtubeの「むぅさんGaming」というチャンネルで、「PUBG PS4」や「CoD WARZONE」などFPS・TPSを中心としたゲームのライブ配信もはじめました。
まだまだ観てくれる人も少ないチャンネルですが、今後はゲーミングデバイスのレビュー動画などもどんどんアップしていこうと思いますので、こちらものぞいていただけたらうれしいです。
その際は、ぜひともチャンネル登録と高評価をよろしくお願いします!

さて、このはてなblogに登録して早速挨拶文を書こうとしたところ、文字を変換するたびにフリーズするという不具合に見舞われました。
MacBookを使っているため、Appleサポートに電話をしながら格闘すること約2時間。
解決には至っていませんが、なんとか書ける状態にはなっています。
これだからPCは難しい...。

先が思いやられるむぅさんですが、どうか生暖かい目で見守ってやってください。

 

それでは、どうぞよろしく。